ある世界を想像する。意識して50年後の世界、社会、自分自身の姿を想像する。

多くの人は1年先も想像することは難しいといいます。でも、それは想像できないのではなく、想像することを躊躇っているからだと考えます。

私共は、あえて50年後の世界を想像します。決して今を否定しているわけではなく、悲観しているわけでもなく、その姿と違った世界を生み出せるとしたら、“どのような知恵と行動が必要か？”と。単に理想主義的な考えではなく、理想と現実の間に存在する実現可能な世界を想像していきます。

今、世界と社会、そして個人が直面している現実は決して単純ではありません。社会がグローバリゼーションという方向に舵をとってから、社会も個人の意識を同一化（identification）を促してきました。ただ、それは社会、個人の意識、幸福と安定、強化にはならないというのは、今の現実があらわしています。

そういう今だからこそ、嘘偽りのない知識の共有が望まれます。

私共IDFのVisionはそこにあり、今後活動してまいります。

野村昌史(Masashi Nomura）

1966年 京都府生まれ。 企業経営の傍ら、心理セラピストとしても活動。 イタリア ローマにあるIED Istituto Europeo di Designに留学。 グラフィック・映像などビジュアルアーツなどを学ぶ。 また哲学、心理学、物理学など様々な分野を独学で学び、 人の思考論理の探求を人生のテーマにしている。 自身を含め、本来あるべき社会貢献に重きを置いたグローバル社会の構築を目指し活動している。